整体師が解説!坐骨神経痛がアッ!と驚くほど楽になる寝方とは?

坐骨神経痛は、症状の名前であり病気ではありませんが、腰痛を引き起こすものとして有名ですよね。
デスクワークなどで1日中座りっぱなしの方の場合、腰から足にかけての痛みや痺れがあるため、長時間同じ姿勢がとれずに落ち着かない、ということもあると思います。

中には、仕事に行くだけでも一苦労で、電車が大きく揺れたり咳をするだけでも痛みを感じるという方もおられます。
また、あまりの痛さに夜も眠れなかったり、途中で起きてしまったりで寝不足から体調が悪くなり、生活していく上で大きな不安を抱えている方も多いですよね。

姿勢を変えても痛む場所が少し変わるだけで痛みが軽減されるわけでもなく、とても辛い思いをされていることと思います。

この坐骨神経痛が驚くほど楽になる寝方があるとすれば、知りたいという方は多いのではないでしょうか。
坐骨神経痛の症状が完全になくなるというわけではなくても、少しでも楽になりたいですよね。

そこで、坐骨神経痛が楽になる寝方をはじめ、坐骨神経痛の症状や原因についてご説明していきたいと思います。

 

坐骨神経痛の症状はどんな症状があるの?

まずは、坐骨神経痛の症状について、具体的にどのような症状がみられるのかということについてチェックしていきたいと思います。

・腰部分に長時間に渡り痛みを感じる
・長時間座ると、腰やお尻に痛みを感じる
・長時間立っていても、腰やお尻、足などに痛みを感じる
・寝る時の姿勢によっては激痛が走る
・お尻から足にかけ、全体的もしくは部分的に痺れや痛みを感じる
・下肢に力が入りづらくなる
・ふくらはぎ辺りに痺れを感じる
・腰が反ると痛みを感じやすい
・足が冷えている・熱くなっている感じがする
・足が締め付けられているような感じがする

など、このような症状が見られる場合には、坐骨神経痛の症状である可能性が高いです。
症状が悪化してしまうと、排尿障害や排便障害を引き起こすことがある他、歩行にも支障がでてしまうこともあります。

坐骨神経痛は、腰から足にかけて長く伸びている「坐骨神経」が、様々な原因で圧迫されたり刺激されたりすることで痛みや痺れを引き起こす症状です。

上記のように、腰が痛い、太ももが痛い、お尻が痛い、スネが痛い、足の先のほうが痛い・痺れるなど、このような様々な箇所に痛みや痺れがみられるのは、坐骨神経がとても長いからなのです。

 

坐骨神経はとても長い!だから人によって症状が様々

坐骨神経は、腰から足にかけて通っている神経です。
とても長いので、どの部分が圧迫されるかによって痛みがあらわれる箇所や痛みの程度など、人によって異なります

腰が痛い方もおられれば、足の先が痛い方もおられますし、立っていたほうが楽な方もおられれば、座っていたほうが楽な方もおられます。

また、腰を反ると痛みが増幅することが多い坐骨神経痛ですが、腰を反ることで痛みが軽減するという方もおられます。

このように、人によって様々な症状がみられたり、痛みや痺れの程度や感覚も異なります
上記のいくつかの症状はあくまでも例であり全ての方に当てはまるわけではありませんので、気になる症状がある方は、医師の診察を受けるようにしてくださいね。

 

辛い坐骨神経痛になってしまう原因とは?

坐骨神経痛の症状の出方が人によって違うように、坐骨神経痛の症状が出てしまう原因にも、実は様々なことが関係しています。

  1. 腰椎椎間板ヘルニア
  2. 腰部脊柱管狭窄症
  3. 梨状筋症候群

 

辛い坐骨神経に悩まされる原因となる代表的なものとしては、このような3つのものが挙げられます。

年齢が若い方の場合には腰椎椎間板ヘルニアが原因となることが多いのですが、高齢の方になればなるほど、腰部脊柱管狭窄症が原因となることが多くなります

 

腰椎椎間板ヘルニア

腰椎椎間板ヘルニアという疾患名を聞いたことがある方はとても多いのではないでしょうか。
この疾患は年齢や性別に関係なく発症する可能性があるもので、私に限っては大丈夫!と思い込んでいるとひどい目に遭う場合もあります。

脊椎は、椎体という骨と椎間板が重なり合ってできています。
この椎間板の中には「髄核」と呼ばれるゼリー状のものがあるのですが、この髄核が何らかの問題によって飛び出してしまい、脊柱管にある神経が圧迫されることで痛みや痺れを引き起こします。

腰に近い部分で髄核が飛び出してしまった場合には「腰椎椎間板ヘルニア」となり、首に近い部分で髄核が飛び出してしまった場合には、「頚椎椎間板ヘルニア」となります。

今まではヘルニアは手術が必須の疾患として知られていましたので、今もそのように思っている方は多いかもしれません。

ですが、MRIが登場してからというもの、ヘルニア部分は時間が経てば自然と吸収されて治癒するということが分かっています

全ての方のヘルニアが自然治癒するというわけではないのですが、まずは手術をせずに薬物治療などの保存療法で様子を見る、という治療スタイルが主流になっています。

 

腰部脊柱管狭窄症

脊柱管には、脳から背骨にそって通っている神経を保護する役割があります。
腰部脊柱管狭窄症は、文字通り、この腰部の脊柱管が加齢による腰椎の変形などによって狭くなってしまうことで神経を圧迫してしまい、痛みや痺れが出るという疾患です。

加齢による脊柱管の老化や背骨・椎間板の変形などが原因で起きやすくなります。
重労働の方や若い頃に腰を痛めてしまった経験がある方、トラックの運転やデスクワークなどがお仕事の方の場合、脊柱管が狭くなりやすいです。

神経の圧迫と同時に血管も圧迫されてしまい、神経が障害されることによって、痛みや痺れなど様々な症状がみられるようになります

 

間欠跛行

じっとしている時には特に問題がないのですが、ある程度歩くことで足の痛みや痺れを感じるようになることはありませんか?
そこから歩きにくくなってしまうのですが、少し休憩すると痛みや痺れがマシになってくるため、また少しずつ歩けるようになる・・・

このような症状を、「間欠跛行(間欠跛行)」と呼びます。これは、腰部脊柱管狭窄症に共通している症状です
症状が軽いうちには少し休めば問題なく歩けるのですが、重くなってくると歩ける距離が短くなったり、立っているだけでしんどくなってしまうこともあります。

 

梨状筋症候群

お尻についている筋肉の1つに、「梨状筋」と呼ばれるものがあります。

この梨状筋の下を通っている神経は坐骨神経であり、筋肉が緊張したりぶつけたりすることによって坐骨神経が圧迫され、お尻から足にかけて痛みや痺れがみられるようになります。
これが、梨状筋症候群です。

デスクワークや長時間の運転などで座る時間が長すぎたり、お尻のあたりを打撲したりという場合に起きやすいものです。

梨状筋症候群が原因となる場合には、ビリビリとした鋭い痛みを感じやすくなります。
お尻や腰、足などに鋭い痛みを感じる場合には、この梨状筋症候群が原因の坐骨神経痛である可能性もあります。

 

坐骨神経痛に良い寝方について

様々なことが原因となり坐骨神経痛が引き起こされることがおわかりいただけたかと思います。
上記のようなことが原因で坐骨神経痛が悪化していくと、寝る時にも痛みを感じたり、じっとしていても痛みを感じるようになってしまいます

特に、寝る時に痛みを感じてしまう寝方をしていては、なかなか眠れずに睡眠時間が減り、身体はもちろん気持ちの面でも滅入ってしまいますよね。
そこでここからは、坐骨神経痛に良い寝方についてご紹介していきたいと思います。

ここで問題です!

1.横向きで寝る
2.仰向けで寝る
3.うつ伏せで寝る

この3つのうち、坐骨神経痛に良い寝方はどれだかわかりますか?
横向きはなんとなく腰が痛そうだし、仰向けは落ち着かないし、うつ伏せは楽そうな感じがするなあ・・・など、人によって感じ方は様々かと思います。

正解はこちら!

この中で坐骨神経痛の方に良い寝方・楽な寝方となると、実は全て当てはまります!

 

楽になる寝方は人によって違う?!

実は、坐骨神経痛の症状が楽になる寝方は、人によって異なります。

というのも、坐骨神経痛の症状のところで少し触れましたように、症状や痛みの出方、感じ方などは人それぞれです。
そのため、これが正解です!と言える寝方はなく、その人が「この寝方は楽だな~」と感じることができる姿勢が、一番良い姿勢なのです。

横向き寝が楽だと感じる人は横向き寝が良いですし、仰向き寝が楽な方は仰向き寝が良いですし、それぞれの楽な寝方を実践すればいいのです。

ただ、坐骨神経痛の厄介な点として1つ、「その日によっても楽な寝方が変わる」という点があります。
昨日は楽な姿勢だと思ったのに、今日は痛みを感じる・・・という場合にも、その日にあった楽な寝方をすることをオススメします。

 

横向きで寝るのがベスト!?

どのような寝方であっても本人が楽な寝方であれば問題ないのですが、あえてベストな寝方と言われれば、横向きがおすすめです。

横向きで眠ることで、腰への負担が軽くなり、痛みがでている側の神経を圧迫させないようにすることができます。

痛みを感じる側を下にしたほうが楽だという方はそれでいいのですが、痛みを感じる側を上にして眠るほうが圧迫を軽減しやすくなります

 

横向きで寝るがベスト!横向きで寝る時坐骨神経痛を最大限に軽減する方法とは?

 

仰向けやうつ伏せで寝てしまうとどうしても腰に負担がかかってしまいます。

一番良い坐骨神経痛に良い寝方は横向きで抱き枕やクッションを足の下に挟む事です。

人の足の重さは約7kgの重さがあります。

これをクッションがない状態で寝ると腰に7kgの負担がかかり腰が捻れている事になります。

腰に負担をかけないように寝るには、抱き枕やクッションでも良いので足の下にひく事です。

そうする事によって、腰の捻れを押させる事が可能です。

この写真のように、抱き枕(ポールやクッションなどでもOK)をおくと、腰のねじれが全くかかっていない事が分かりますよね。

 

仰向け寝は良いの?悪いの?

仰向けで寝たいという方の場合には、仰向けが良いのか悪いのか気になりますよね。
仰向けは横向き寝よりはオススメではありませんが、うつぶせ寝よりはオススメできる寝方です。

仰向け寝の場合、身体を丸くすることはできませんので、ピーンと伸びた状態になりますよね。
そうなると、坐骨神経を圧迫しやすくなってしまうため、痛みが増幅する可能性が高いのです。

また仰向けで睡眠姿勢をとった場合体重の44%が臀部(お尻)の部分に体重がかかるためかなり
神経を圧迫してしまうので理想は、横向きでクッションを挟んで寝る事です。

また、マットレスが身体と合っていない場合には腰部分が異常に沈み込んだり、沈まなかったりで、腰が反った状態になることがあります
それを予防するため、マットレスを見直したり、クッションやバスタオルを膝の下に入れてあげることがおすすめです。

 

うつぶせ寝だけは避けたい

どのような寝方でも、その人が楽ならそれが一番良いとお話したのですが、うつぶせ寝だけは避けていただきたいというのが本当のところです。
うつぶせで横になると、身体が少し伸びる感じがしてとても気持ちいいですし楽に感じますよね。

ですが、坐骨神経痛で悩んでいる方の多くは、腰をグーッと反ると痛みが増幅することがあります。
これは、坐骨神経が圧迫されてしまうからです。

それと同じで、うつ伏せで寝ると腰が反った状態になることによって、腰部分の神経を圧迫してしまい痛みが増してしまう可能性があるのです。
そのため、うつぶせ寝で寝ることで夜中に痛みで目が覚めたり、なかなか寝付けなかったりすることがありますので、避けたほうが無難です。

どうしてもうつぶせ寝が良いという方は、お腹の下にクッションやバスタオルを入れることで、腰が反らないように工夫して寝てみてくださいね。

 

まとめ

坐骨神経痛の症状や原因、坐骨神経痛が楽になる寝方についてご説明してきましたが、いかがでしたか?
自分が楽だと思える寝方をしなくては、痛みが強くなったり睡眠不足になったりして、日常生活に支障をきたしてしまいます

○○じゃないとダメ!という決まりはありませんが、理想的な寝方は
横向きに寝て下にクッションを挟んで寝る体制です。

そうする事によって腰にかかる圧力が限りなく少なくする事ができるので一度坐骨神経痛で悩まれているのであれば、
試して見てください。

 

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